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でんじゃ仕掛けのめとみ屋おじさん

Between Heaven and Hell / Firewind

 ファイアーウィンドのファーストアルバム、その表題曲。
 ギタリスト、ガスGの、ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ・・・という強烈なリフで始まる、王道的な作りのメタルだ。
 サビの部分と言って良いのか、曲名を連呼する箇所がある。「ヘ~~ヴェン、ヘ~~~ェ~~」の前後に(ビトウィン!)と合いの手が入り、何だか楽しい。楽器が出来なくても、歌が歌えなくても、ここだけを練習して、バンドに参加も可能じゃないか。
「ヘ~~ヴェン、ヘ~~~ェ~~」は、だんだん声量が増していき、そこまで強調したい、天国と地獄の間って何だろうと思うのだが、歌詞を調べようともしない怠け者なので、とっても恐ろしい所だと想像しておこう。きっと、天使の下半身が頭上にあり、鬼の頭半分が地面からひょっこり出ているのだな。

 この、ゴリゴリのリフと合いの手。まるで、立ち上がろうとするレスラーを、パンチやチョップで再び倒す天龍の姿じゃないかな。何度も何度も、相手が立つことを許さず、時には挑発的な蹴りを見舞う。本来は、残酷な場面なのだけど、そのリズムが、いつしか観客に凄さを、喜びを伝えるんだ。
 ハイポジションで弾きまくるギターソロで、ようやく立ち上がることは許される。様式美のソロであり、天龍に叩かれ続けた相手が女子レスラーだったという様な驚きは無い。それでも、技術的に、「おっ!」と驚かされるフレーズがあり、常に観客の反応を意識していた天龍らしさが垣間見える。

 このアルバム、ジャケットが、夕暮れの海を見つめる少年であり、暗い空と夕陽の映える海が対比になっている。なるほど、これが天国と地獄の間なんだなと納得しかけたが、どうもオリジナルのジャケットではないらしく、近頃は店頭に並ぶCDも、本来のものに戻ってしまった。
 地面に突き刺された剣、ジャケット一杯の炎、その後ろには巨大な目。なんとも大味で、天龍とは似ても似つかぬ、格好悪さに腰砕けだ。

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プロフィール

HN:
こぞさき・即・芳川香
Webサイト:
性別:
男性
職業:
日雇いめとみ屋
自己紹介:
めとみ屋。主に女子プロレスの絵を描く。物語作りと旅で人生終着予定。
(仮)名:こぞ咲・即・芳川香遊戯ノ縁正二階席色色空也黒白黄色残米食也稲荷狐鳴。
Twitter:@kozo_saki

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